映画と英文法5

映画と英文法5 リチャード・キンブルの自宅前で、テレビレポーターがカメラに向かって話し続けます。 We know that she made a nine-one-one call to police indicating that there was an intruder in the house or that she was being assaulted. a nine-…

映画と英文法4

映画と英文法4 リチャード・キンブルの自宅前で、テレビレポーターがカメラに向かって話し続けます。 We know that she made a nine-one-one call to police indicating that there was an intruder in the house or that she was being assaulted. a nine-…

映画と英文法4

映画と英文法4 リチャード・キンブルの自宅前で、テレビレポーターがカメラに向かって話し続けます。 We know that she made a nine-one-one call to police indicating that there was an intruder in the house or that she was being assaulted. a nine-…

映画と英文法3

映画と英文法3 今回も、テレビレポーターのセリフから。 Now, as I indicated, she was found shortly before midnight. まず、文を先行詞にする関係代名詞について、おさらいしておきましょう。 文を先行詞にする関係代名詞には、whichとasの2つがありま…

映画と英文法2

場面は、キンブル医師の家の前です。 キンブルの妻が何者かに殺害され、彼は捜査官に伴われてパトカーの中に入ります。 テレビレポーターの一人がマイクに向かってしゃべっています。 その言葉の中から、表現をピックアップしましょう。 Details are sketchy…

映画と英文法ー告知

「映画と英文法」を、YouTubeでも視聴できるようにしました。 英文法解説を、画面を見ながら音声で聴くことで、視覚・聴覚の両方からインプットできるようにすることが目的です。 また、随所に現れる英文を、ネイティブが発話することで、リスニング力を自然…

映画と英文法ー告知

「映画と英文法」を、YouTubeでも視聴できるようにしました。 英文法解説を、画面を見ながら音声で聴くことで、視覚・聴覚の両方からインプットできるようにすることが目的です。 また、随所に現れる英文を、ネイティブが発話することで、リスニング力を自然…

映画と英文法ー前回ブログの一部訂正

前回のブログの一部を次の文に訂正 He could have broken his leg. ⅰ(彼女が足を骨折しなかったことが事実として前提になっている場合) 「彼なら足を骨折しただろう」 → 主語であるHeが条件の役割をしている仮定法で、「(実際は)彼女なので足を骨折しな…

映画と英文法ー前々回の追加補足

前々回のブログの補足 前々回で仮定法を取り上げました。 基本的には、仮定法は「事実に反する」文です。 Without your advice, he could have broken his leg. 「あなたのアドバイスがなければ、彼は足を骨折していただろう」 →「(実際は)あなたのアドバ…

映画と英文法ー逃亡者2(前回の補足)

前回の補足 be involved in ~「~に関わっている、~に巻き込まれている」について。 この表現は、「~に関わっている、巻き込まれている」という当事者意識が強く働いています。従って、「渋滞にあう」に使うのは避けたほうが無難かもしれません。 たしか…

簡単な英文法

「英文法が不得意だ」という意見をしばしば耳にします。 英語のシャワーを浴びることができる恵まれた環境にいる日本人は一握りでしょう。ある程度英文法を習得しなければ、いずれデッドロックにぶち当たってしまうでしょう(run up against the deadlock)。…

教える英文法25ー英語表現への応用

今回は英作文について考えてみましょう。 まず、絶対に避けたいことは、 英文として破綻している文は書かない ということです。 当たり前のように思えますが、受験生が書いた英文の中には、 主語だけで、動詞がない英文 など、 もはや英文としての体(テイ)…

教える英文法24ー仮定法の落とし穴

仮定法の落とし穴 仮定法は「事実に反する、あるいは、事実に反する可能性が高い」ときに使われることは確かです。 しかし、それを厳格なまでに意識し過ぎると、文意や、相手が言っていることが分からなくなるかもしれません。 次の文を見てみましょう。 Jap…

教える英文法23ー接続詞の落とし穴

接続詞の落とし穴 慣れ親しんだ語ほど油断が生じるときがあります-そういうケースを、とりあえず、ファミリアトラップと名付けることにしました。 辞書を引かないのはもちろんのこと、深く考えずに使って、その結果、間違った使い方をしてしまうことがあり…

教える英文法22(不定詞)ー期待に反するonly to

基本文法や基本構文で習ったことをいかに生かすことができるかが、英文を読む際には大切なことです。 英文法の授業で、準動詞の不定詞(副詞的用法)を扱った際、only toの用法を学ぶ、あるいは、教えるはずです。 only toは「期待に反する結果」を導く。 こ…

英語の散歩道15ーたかがseem、されどseem

たかがseem、されどseem 受験生にとってseemと言えば、 「~のように思われる、~らしい、~のようだ」 という意味とともに、 It seems that S + V ~. = S seem(s) to V ~. It seems that S + Ved ~. = S seem(s) to have Ved ~. という書き換え問題で、…

英語の散歩道14ー表現の簡略化

慣用表現による簡略化 次の日本文の英語表現について考えてみましょう。 「人の話を最後まで聞く」 まず、「意識的に聞く」のだから、 hear「勝手に聞こえてくる、耳に入る」 ではなく listen to「意識的に聞く、耳を傾ける」 を使うことになります。 「人」…

英語表現 表現の引き出しは多いことにこしたことはありません。 どういう文で表現するかは、好みもあります。書く、ということになると、他の文とのバランスも考慮しなければなりません。 とりわけ、英語表現を教える立場の人に関して言えば、学習者の力量に…

教える英文法21ー仮定法の残り

仮定法の残り 8 It is(was) time S + Ved ~ 《一般的説明》 It is high time you went to bed. 注 highlyではない! 「もうそろそろ寝る時間だ」 It is about time I were(was) leaving. 「もうそろそろおいとまする時間だ」 《問題提起》 It is timeの後…

英語の散歩道13ー12の訂正・追加

教える英文法 仮定法 作者:南田 庄 発売日: 2021/01/04 メディア: Kindle版 教える英文法: 比較表現 作者:南田 庄 発売日: 2020/11/23 メディア: Kindle版 前回のブログ“英語の散歩道12―表現と精度”で、以下の単語が抜けていました。 Our family’s old pia…

英語の散歩道12ー表現と精度

表現と精度 どの表現の精度が高いか。 この質問に対する答えはないかもしれません。 文に対する好みがあるからです。 特に、英語のように、母語にする国が複数にまたがっていればなおさらです。 例えば、米語では使うが英語ではつかわない、or the other way…

英語の散歩道11ー英語表現と文法

英語表現と文法 次に刊行を予定している“教える英文法-関係詞編”でも触れていますが、 文法的には問題がなくても現代の表現としては問題あり ということにしばしば出会います。 例えば、主格の関係代名詞whoと目的格の関係代名詞whomの関係にしてもそれが言…

教える英文法20(19の補足説明)ー「生活費」について

「生活費」の英語表現について -前回のブログの補足- 前回のブログで、「生活費」の英訳として my(our) living expenses あるいは my(our) living costs* を載せました。 costを使った表現で *costsを使った場合、所有格がなければ、the costs of living…

教える英文法19ー最強の剣法 / 拳法

最強の剣法 / 拳法 道場剣法と実戦剣法、あるいは、道場拳法と実戦拳法のどちらが強いか、について考えてみましょう。 話を単純化するため、 道場剣法 / 拳法は、道場の中だけで身に付けたもの 実戦剣法 / 拳法は、基本的な型などはまったく知らないもの と…

教える英文法18(仮定法7)ー as if ~ / as though ~

7 as if ~ / as though ~ 《一般的説明》 He looks as if he saw a ghost. 「彼はまるで幽霊でも見ているかのような顔をしている」 He looks as if he had seen a ghost. 「彼はまるで幽霊でも見たかのような顔をしている」 as ifの中の時制を、言い換え…

教える英文法17(仮定法6)ー S would rather (仮定法)

6 S would(had) rather (仮定法) 《一般的説明》 I would rather stay home. 「(今は)家にいるほうがいい / 家にいたい」 という表現であるが、「自分とは別の人が~すること(したこと)を望む」場合は(that) S + Vという文がくる。このとき、(that) S +…

教える英文法16(仮定法5)ー S wish ~

5 S wish ~ 《一般的説明》 「~であればなあ」という願望を表す形で、I hopeと違って、仮定法がくる。 I hope (that) he is alive. → 彼は生きているかもしれない。 I wish he were alive. → 彼が生きていないことを前提にしている。 hopeとwishは、進行…

教える英文法15(仮定法4)ー ifの省略

4 ifの省略 《一般的説明》 仮定法はifが省略されることがある。そのとき主語と次にきている語の位置が入れ替わる。 ⅰ If S were ~ → S wouldなど + V(原形) ・・・ → Were S ~ → S wouldなど + V(原形) ・・・ Were you in my shoes, you would understand how…

教える英文法14(仮定法3)ーIf it were not for A

3 If it were not for A / If it had not been for A 《一般的説明》 If it were not for A 「もしAがなければ」 = Were it not for A → 4を参照 Weren’t it for A → 4を参照 Without A (But for A) If it had not been for A 「もしAがなかったら」 = Ha…

教える英文法13(仮定法2)ー未来の事実に反する仮定法

2 未来の事実に反する仮定法 《一般的説明》 未来には、厳密な意味での“事実”は存在しない。前提条件である“事実”が存在しない以上、“事実に反すること”も存在しない、ということになる。 しかし、 ⅰ 未来において、述べたことが実現する可能性が高い―述べ…