英語の散歩道7ーマザコン

ザコン

 「マザコン」を英語で言うと

 

  a mama’s boy(米語)

  a mummy’s boy(英語)

 

ですね。

 決まり文句は知っていれば簡単に表現できます。しかし、知らない表現もたくさんあります。母語である日本語でもとっさに出てこない語があります。ましてや、米語 / 英語となるとなおさらです。

 「マザコン」とは

 

  母親のいいなりになる男

  母親に頭が上がらない男

  母親に依存し過ぎている男

 

というイメージです。

 

  a mama’s boy(米語)

  a mummy’s boy(英語)

 

という英語が出てこなければ

 

  a man who is too dependent on his mother

  a man who is tied (up) with his mother’s apron

  a man who is always following his mother’s order

  a man who lets his mother make all the decisions for him

 

など、言い換えはいくつも考えられます。

 自分の知っている語や表現を駆使してなんとか「イイタイコト」(what you mean)を伝えて、ネイティブの相手が決まり文句を教えてくれれば

 

  「イイタイコト」を簡単に伝えることができる表現(文言)

 

を学ぶことができます。

 そのためにも基本的な語彙や文法力が必要なのです。

 

 「受験英語」が独自に存在するとは思いませんが、それでもあえて「受験英語」と言いたければ

 

  English which you study in order to pass an entrance exam of(to / for) a university

 

と、面倒くさい表現をしてもわかってくれる(かも)しれません。

 そして、

 

  youth-oriented TV programs

  「若者向けのテレビ番組」

 

という表現を知った段階で

 

  ~-oriented

  「~志向の」

 

を使って

 

  examination-oriented English

  「試験志向の英語」

 

と表現すればいいでしょう。

 

 自己紹介で、

 

  「受験生相手に英語を教えている」

 

と言いたいときに適当な英語が浮かばなくても

 

  I teach English to students who are studying (in order) to pass entrance exams.

 

と、多少面倒だなと思いながらも、長ったらしい英語をしゃべって、

 

  in charge of

  「~を担当している」

 

という表現を知った段階で

 

  I’m in charge of examination-oriented English class.

 

と表現すればいいでしょうし、

 

  an Osaka-bound train

  「大阪行きの電車」

 

という表現をちょっと変えればいいな、と気づけば

 

  I’m in charge of college-bound courses.

  「大学行きの講座を担当している」

 

と表現すればいいわけです。

 要は(The point is)、

 

  的確な、あるいは、簡単な表現を知る(学ぶ)まで、自分の中にインプットされている語彙を、文法力でつなぎ合わせればいいのです。

 そして、より自然な(idiomatic)、より洗練された(sophisticated)な表現に変えていけばいいのです。

 何事も

 

  Steady study

  「日々、勉強」

 

ですね。

 

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