英語の散歩道ーtouch down

Touch down

 touch downは、アメリカンフットボールというスポーツで、相手チームのゴールラインを越えてエンドゾーンに入って得点することです。

 CODOALDなどの定義を使って書き換えれば

 

 touch the ball on the ground behind the opponent’s goal line

 

ということになります。

 そこから派生して、

 

 「飛行機が着陸する」

  come down to land(OALDの定義)

  alight(OALDCODの定義)

 

という意味でも使います。

 最近見たドラマでは、“S.W.A.T.5”の中で、その意味で使われていました。

 “S.W.A.T”は、シェア-・ムーア主演の「スワットの活躍を描いたアメリカドラマ」で、主演のシェア-・ムーアは、アメリカで大ヒットしたドラマ“クリミナル・マインド”の中の中心人物の一人でした-僕も、よく視聴しています。

 

 ところで、この“touch down”ですが、辞書には載っていませんが、次のような使い方もできます。

 

 The mere sight of him is like touching down for a moment.

 

 パイロットは、飛行中、事故を起こさないように最新の注意を払って操縦しなければなりません。飛行機が空港に無事に着陸すれば、緊張から解放されてほっとすることでしょう。

 つまり、

 

The mere sight of him is like touching down for a moment.

 

は、

 

 The mere sight of him reassures me.

  The mere sight of him gives me a warm feeling in each day.

 

みたいなもので、

 

 「彼の姿をみるだけで、少しほっとする気分になる(ほっこりする)」

 

という意味になります。