英語の散歩道4ーTop shape

Top shape

 

  be in (good) shape

 

 

  「形がいい」

 

ではないです。

 

  shape = condition(CODOALD)

 

と定義されているように

 

  「状態、調子」

 

という意味です。

 従って

 

  be in (good) shape

  = be physically fit(OALD)

  「調子がいい、体調がいい」

 

という意味になります。

 

  be in bad(poor) shape

 

なら、

 

  「調子が悪い、体調が悪い」

 

という意味になります。

 

 コロナ感染症が世界的に猛威をふるっています。

 そのため、景気の落ち込みも相当なものです。

 

 でも、こういうときこそなんとか耐えて(持ちこたえて)頑張りましょう。

 そんなときに使う英語が

 

 hold on

 hang on

 

です。

 この2つの語は

 

 「電話を切らずに待つ」

 

というときに使われる表現としておなじみです。

 まさにその意味で、「耐えてよくなるのを待つ / 頑張る」となります。

 

 OALDの定義では

  hold on = stand firm when there is danger, difficulty, etc

 で、用例は

  How much longer do they think we can hold on?

 

  hang on = persevere(persistと同じ意味ですね)

 で、用例は

  It’s hard work, but if you hang on long enough you’ll succeed.

 

 CODの定義では

  hang on = stick (closely) to、hold (closely) to、remain

   stick to / hold to / cling toはセットで覚えておけば役立ちます。

 

 PODはCODとほぼ同じ。

 RHCDは

  hold on = keep going、continue、maintain

  hang on = hold fast、cling to(いきなり役立ちました)、persevere

 

 ちなみに、hang on、hold onともに、映画「逃亡者」の中で、ハリソン・フォード演じるキンドル医師が、逃亡中、病院の中で小さな男の子の患者を励ますときのセリフで使っています。

 

 話をshapeに戻しましょう。

 来年は、

 

  How’re you doing?

  How’s it going?

 

と、声をかけられたとき

 

  So so.

  「ぼちぼち」

 

ではなく

 

  I’m hanging in there.

  「(あきらめないで)頑張っている」

 

でもなく

 

  Top shape.

  「絶好調」

 

と、返したいものです。

 

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